「奇跡❣朝の10分間」ルリカケスとお客様と私。
ガジュマルの葉は実をつけ夏場に生え変わり、風に誘われ古い葉は落ち葉となる。
我が宿の門をガジュマルが覆っている。門前の小僧のように夏場は日に三度、門前の爺が掃除する。
ルリカケスは、毎日ではないが朝と晩、ガジュマルの木で実を食べながら私を警戒している。
だから、私も知らないふりして、落ち葉を掃いていた。「その日までは❣」
8月3~6日まで、昨年も来てくれた家族4名が宿泊していた。
8月5日06:50頃、昨夜磯釣りに行っていたお父さんが帰るなり、「車の上にきれいな鳥がいる。来て、きて!」と家族を起こし「爺~。」と大声で呼んでいた。
中型のルリカケス!大声にもかかわらず、私が来るまで、しっかりとポーズをとっていた。
車の上に実が落ちていたのか、逃げずに歩き回っていた。
驚きのあまり、私は「みんな動かないで!声を上げないで!そのまま、そのまま!そっとね。」だけ。
「それから奇跡の時間が始まった」
全く警戒していない。10分程、庭で遊んでさって行った。
おそらく集落内の倉庫などで雛にかえったルリカケスかもしれない。
この日以外いまだに庭にはあらわれない。